「生き過ぎたりや」

2009.04.13 - 12:42


 景虎像や供養塔のある妙高市の勝福寺。

 「天地人」の外伝「上杉かぶき衆」火坂雅志著(実業之日本
社刊)に上杉景虎の生きざまが描かれています。
 
 放送中の「天地人」や原作には出てこなかったのですが、
謙信が亡くなった時景虎は、

「いまさら小田原へはもどれない。さりとて、謙信のいない
越後であの昏い真冬の海を見つめながら暮らすことを考える
と、奈落へ落ちていくような暗澹たる思いに胸が閉ざされた。」

と、殉死しようとしたのです。が、景虎の兄、北条氏政の使い
の風魔小太郎に止められました。
(風魔小太郎とは、北条家の忍びの首領です)

 景虎が御館で仙桃院に言い残した
「生き過ぎたりや」
は、やっぱりあの時死んでいればよかった・・・という意味
なんだと思います。

 景虎が気の毒でなりません。
 時代に運命を翻弄されてしまった悲劇の武将・・・。
 殺害されてしまった道満丸、華姫の覚悟、景虎の失意や無念
・・・すべてが切なくて、放送が終わったあともしばらく涙が
止まりませんでした。

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夜桜 | 勝福寺の景虎像