鮫ケ尾城跡にて

2009.04.17 - 09:53

 鮫ケ尾城跡へは去年の秋に登りました。
とても良い天気で景色もきれいだったのですが、すごく
せつない気持ちになったのを覚えています。

 その時はまだ天地人の原作も読んでなく、景虎が自害
した場所としか知りませんでした。
それまでのいきさつなどは詳しく分かっていなかった
のですが、不思議な感覚にとらわれました。
 私は霊感はないのですが、何か強烈な「念」のような
ものを感じ、早く山を降りたい気持ちにかられたのです。
 思い込みなのかもしれません。
 天地人のドラマでは美しく描かれていましたが、実際は
もっと悲惨で壮絶だったのでしょう。
 私が登ったときにも、焼けこげた米がまだいくつも
落ちていました。
 城に火が放たれ、ふりそそぐ矢弾の中、悲しい決意を
した景虎・・・。
今でもその想念が残っているのかもしれません。

 勝福寺では、景虎の命日になると、白い辛夷(こぶし)
の花を位牌にそなえる風習があるそうです。

 景虎が謙信の養子になることが決まり、「上州沼田で謙信
の出迎えを受けた日、満開の辛夷の花の下で、謙信と固めの
酒を酌み交わした。生まれてはじめて、人の情けを感じた
瞬間であった。」
(上杉かぶき衆 火坂雅志著より)

トラックバックURL

このブログにトラックバックをするにはログインが必要です
今すぐ無料登録 | ログイン


この記事にコメントする
削除パスワード:

勝福寺の供養塔 | 感謝