北九州市立美術館2〜(クリムト展)〜

2010.01.24 - 06:23

クリムト展も人が多かったです。

クリムトの他にエゴン・シーレ、コロ・モーザなどが展示されていました。

19世紀末のウィーンでは、保守的な芸術のあり方を脱し、新しい芸術を目指そうとする芸術家たちの想いが、熱く渦巻いていました。アカデミズムに決別を告げた「ウィーン分離派」を中心に、絵画、建築、デザイン、工芸など分野を超えた交流が行われ、彼らによって花開いた独創的な表現がウィーンに彩りと活気をもたらします。

中でも、金色に輝く画面に妖しく魅惑的な女性の美を描きだし、時に世間からの誹謗や中傷の的となったグスタフ・クリムト、
生と死を見つめ、人間の内面を痛々しいまでのえぐりだしたエゴン・シーレは、この時代のウィーンを代表する画家として、今も人々を魅了し続けています。



グスタフ・クリムト「パラス・アテネ」1898
アテネは学芸と智恵、正義の戦いの女神。
神聖で汚れなき崇高な存在と言うよりも、
自らの判断を疑うことのない、自信と狂気をはらんだ表情で描かれている。
ある意味、神とはそういう存在かもしれない。
勝利の女神ニケ、左腕のフクロウ、
それらの存在を気押すほどの圧倒的なパワー。

この作品は宣伝ポスターにも起用されていました。
不思議な空間が漂い、女神の神々しさが伝わってくる作品でした。

かなり見たかった『接吻』 - (1907年 - 1908年、ベルヴェデーレ宮殿オーストリア絵画館)にあるクリムトの有名な作品は今回は来ていませんが、北九州に来るだけでも滅多にない展示だと思います。

是非皆様も素敵な作品に触れてみてはいかがでしょうか?(^^*)

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北九州市立美術館1〜(ロートレック展)〜 | *〜フランスの香り〜*