さくら舞い散るなか・・・

2008.04.17 - 20:12






おばあちゃんの旅立ちを見送ってきました。

93才でした・・・


4年間位「寝たきり」の生活。


あんまり顔見せに行ってあげられなくてごめんね・・・






小学低学年の頃、両親が共働きだったわたしは
夏休みの間、1人でバスに乗っておばあちゃん家へ通っていました。

ふふ・・・
今、思い出すと笑い話なんだけど・・・

バス停がちょうどカーブの所にあって
小さかったわたしは運転手さんに見つけてもらえず
バスが止まらずに通りすぎてしまった事がありました。
あの時は、悲しい気持ちと恥ずかしい気持ちがごちゃまぜで・・・


半べそをかきながら、誰もいない家に帰り
どうしようかと思っていると
いつものバスに乗っていないわたしを心配したおばあちゃんから

「今から迎えに行くから・・・」

と、電話が入り迎えに来てもらいました。

それからは
絶対、運転手さんに見落とされない様
「手」を上げて待つようにしていました。


田舎の路線バスなので、利用者もほとんどなく・・・
(バス停じゃないところでも、言えば止めてくれたんですよ。
なんか・・・のどか〜でしょ)


行きはおばあちゃんが、帰りは母がバス停で待っていてくれるんですが
運転手さんも覚えてくれて
「ほら。待っているよ。」なんて声を掛けてくれたり・・・
運転中もちょっとお話をしたりするようになりました。



おばあちゃん家では

内職の手伝いをしたり・・・
畑に野菜を取りにいったり・・・・
宿題を見てもらったり・・・

勉強に関してはちょっと厳しいおばあちゃんでした。
漢字の練習を何回もさせられた覚えがあります。

1度、作文の宿題で
おばあちゃん家の裏に流れている川の話を聞いて書いた事がありました。


「昔、この川は「暴れ川」と言われていて
何回も氾濫していて・・・」


その作文は「良く出来ている!」と先生に褒められました。


夕方5:00頃のバス(これが最終)に乗って帰るんですが
いつもたくさんのお土産を持たせてくれました。

おばあちゃんの畑で採れた、とうもろこしやきゅうり。


そしてなぜか???


海苔が一面にぐるぐる巻きなっている・・・大きなおにぎり!!!!!
たしか、中の具は梅干しだったかな・・・

その海苔がいつも食べている海苔と違って・・・とても美味しかった♪
今も、その海苔のおにぎりは大好きです。
(普通の海苔より赤っぽいんです)


高学年の頃になると、もう1人で留守番も出来るようになったので通わなくなり・・・

逢うのは「お正月」と「お盆」くらいになりました。


お盆にだったかな・・・おはぎを作ってくれて。
それが大人のげんこつ位の大きさで・・・


だいたい、おばあちゃんが作るものはすべて大きかったかも。

そのおはぎが美味しいんです!!!!!

おがあちゃんの漬けた「たくあん」も美味しかったな・・・





わたしの結婚式にも出てくれました。

最後の「花束贈呈」の時
両親の所に行く前に
おばあちゃんの所へ行って小さな花束を渡しました。

おばあちゃんがいなければ
今のわたしはいなかった。
そんな「感謝」の気持ちを込めて・・・



「あの場面が一番感動した!」って言ってくれた方もいました。





おばあちゃん・・・

先に行ったじいちゃんに逢えましたか??
じいちゃん、「待ちくたびれた・・・」なんて言ってない??


おばあちゃん、今までありがとう。

これからは、空の上から見ていてね・・・